2004.10.22
1.着工前検査
2.細部の確認
3.ビル側工事の現状確認
4.厨房の現状確認
5.問題箇所について検討
6.検討はまだまだ続く
工事を始めるためにはいくつか必要なことがあります。
まず設計図を書くこと。これはもっとも大切です。これが無ければ工事はできません。今回のように新築ビルにテナントとして入る場合はビルの設計図を基に行ないます。
しかしビルの設計・施工は非常に高精度で行なわれますが、様々な理由で図面と現場はズレが出ます。そこで工事を始める前に写真のように現状と図面のズレを確認を行なうことが大切です。 どうにズレているのか?問題があるか?あるならばどう調整するのか?など問題ごとに検討をしていきます。
この時点での工事進捗状況はビル側にお願いした工事、つまりビルの建設ともに行なう必要のある「床コンクリート打設・電気・ガス・空調・換気・水道」といった部分が概ね終わったところです。
2004.11.18
1.共用垂壁、あとは仕上げだ!
2.バーカウンター先行配筋工事状況
3.厨房と冷蔵室
前回より約1ヶ月です。この間も現場担当者と綿密に連絡をとり、必要な指示を行ないます。
設計担当の私は前回調整した通りに図面を修正し、お客様に確認を頂いたり、未決定部分について打ち合わせを行なったりしておりました。私が事務所で図面を直している間も工事は進んでいます。
そして18日は月に一度行なわれる定例会議です。こうした工事では頻度の違いはありますが、定例で関係者全員で行なう会議を開きます。この日の主な議題はビル側に依頼していた工事状況の確認です。
写真(左)は、通路から店舗を見た所です。点線の部分にお店の看板や入口が取り付けられます。
写真(中)は、バーカウンターを作るところを底上げして排水管や給水管の通 り道を確保します。
写真(右)は、厨房内です。厨房器具の取付土台や冷蔵室をビルに依頼しています。
2004.12.24
1.定例時間だ、関係者が集まる。
2.さぁ検査の時間だ
3.客用トイレ
4.階段もきれいに仕上がっている
5.バーカウンター
6.仕上がりをチェックするちば
ビル側工事が完了したので、完了検査を行ないました。完了検査は工事終了時に行なわれます。指示通り出来ているかどうか確認し、問題が無ければいよいよ本格的に店舗工事が始まります。
今回の検査結果、特に問題はありませんでした。
本来ならば、この後「墨出し」を行ない設計図通りの位置に壁やその他の位置を決めていきますが、この日は12月24日なのでしばらくすると年末・年始休暇になってしまいます。
そのため、墨出しは次回1月の定例時に私立ち会いの上で実施することになりました。